日立チャネルソリューションズ株式会社は、2023年9月27日、28日に東京国際フォーラムで開催された「日経クロステックNEXT東京2023」に出展しました。当社は、建設RXコンソーシアムの墨出しロボット分科会のメンバーとして、当社製品「SumiROBO」の展示と実機デモを行いました。
「墨出しロボット」は、建設現場での設備工事等に必要な床面への位置出し作業を自動化します。「SumiROBO」のデモでは、タブレット端末で指示した墨出し作業を、測量機と連携して図面で指定した位置に、高い精度で線と文字・マークなどを印字する様子を紹介しました。また、最終日最後のイベントとして、建設ITジャーナリスト 家入龍太氏×墨出しロボット分科会によるコラボ企画があり、当社から「SumiROBO」の「ロボット開発こぼれ話」を紹介しました。
当社の「SumiROBO」は、2021年に商用ベースで本格的に展開を開始し、国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」に登録されました。今年度、新たに「床面の高さ計測」機能を実装するなど、機能改善・機能拡張も進めています。最大で5時間連続稼働が可能で、夜間作業にも対応でき、多様な建設現場で活躍しており、生産性向上に貢献しています。
日立チャネルソリューションズは、墨出し作業に必要な、正確な位置に印字する機能などに長年ATMで培った技術を活かし、「SumiROBO」を開発しました。建設現場の課題解決に、さらに貢献してまいります。お気軽にお問い合わせください。
