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2025年3月13日#イベント

事務所のPCで探している物品のデータを検索すると、指定した物品を自動で探し出しライトで照らし、物品に付いているQRコードを読み取ります。
「物品自動探索システム」の使用イメージ


日立チャネルソリューションズは、「物品自動探索システム」のプロトタイプモデルを開発しました。PCから物品の位置情報等を管理でき、製造現場や倉庫などで機材や備品などを自動で探し出すものです。汎用カメラとQRコードを用いたシンプルな構成で導入が容易で、低コストで物品管理の効率化を図れます。

本システムは、物品に貼り付けたQRコードを、自動で探索しカメラを通して読み取り、物品の有無と位置情報を把握することができ、PCから保管位置情報を一元管理することができます。
これにより、物品を探し出すのに時間や手間がかかっていた現場の課題を解決し、人手による捜索や保管場所の記録などの管理工数を大幅に削減することが可能です。

また、本システムは、自動倉庫管理システムのような高価な専用機器が不要で、汎用カメラとライトとPCで構成されたシンプルなシステムで低コストなうえに、導入にかかる手間や時間を低減できるため、小規模倉庫などでも手軽に導入できます。


「物品自動探索システム」の特長

  1. 自動で探索:物品に貼付されたQRコードをカメラで自動探索し、物品の有無と位置情報を把握
  2. 物品情報を一元管理:物品の位置情報をPC上でまとめて管理でき、管理が容易
  3. 移動履歴も記録:定期的にQRコードの読み取りを繰り返すことで、位置情報の変更にも対応
  4. 導入が容易:汎用的な装置を使ったシステムで、低コストで導入にかかる手間や時間の低減が可能

本システムは、このような特長を活かし、製造現場や倉庫での物品探索をはじめ、さまざまな用途での利用を想定しています。


2024年10月23日から25日にポートメッセなごや(名古屋市)で開催されたイベントFactory Innovation Weekの「第7回名古屋ロボデックス」に、当社の「物品自動探索システム」をマーケティングを目的とし、参考出展しました。展示会では、「物品自動探索システム」をカメラ、スポットライト、制御PCにより構成したシステムと説明パネルを用いて紹介し、実際にQRコードを認識し、その位置をライトで照射するデモンストレーションを行いました。


展示会の様子の写真2枚
展示会の様子
(左:来場者への説明、右:カメラを活用しQRコード位置測位)

*QRコードはデンソーウェーブの登録商標です。