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2020年9月1日
日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社


介護施設の職員やご家族の負担を軽減し
服薬をサポートする「服薬支援ロボ」を販売開始
ヘルスケア分野向けセルフ化ソリューションの拡充


「服薬支援ロボ」と4種類に色分けしたカセットとピルケース
「服薬支援ロボ」と4種類に色分けしたカセットとピルケース

      

日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社(代表取締役 取締役社長:八木 鉄也/以下、日立オムロンターミナルソリューションズ)は、ヘルスケア分野向けのセルフ化ソリューションの第2弾として、9月1日より、薬の飲みすぎや飲み忘れの防止をお手伝いする服薬支援装置「服薬支援ロボ」の販売を開始します。

日本国内においては高齢化が進展し、高齢者の生活を支える医療や介護でのケアの重要性が高まっています。高齢者の方は複数の医療機関にかかるケースもあり、処方される薬の種類や量が増える傾向にあり、飲みすぎや飲み忘れなどの防止に対するニーズが高まっています。 日立オムロンターミナルソリューションズは、ATMをはじめとしたセルフサービス機器などで培ってきたメカトロ技術や決済などのノウハウを生かし、本年3月にクリニック向け自動受付精算機でヘルスケア分野向け事業に参入しました。さらにこのたびクラリオン株式会社から、全国70カ所の施設と300カ所の薬局等を通して2600名以上の方に利用されている「服薬支援ロボ」について、開発、製造などに必要な資産等の譲渡を受け、製造、販売を開始することになりました。

このような豊富な実績のある「服薬支援ロボ」は、あらかじめ薬を入れてセットしておくことで、設定した時間に音声案内と画面表示で服薬をお知らせし、利用者は薬を取り出すことで正確な服薬ができます。続けて押しても、薬は出ることはなく、また指定外の時間も薬は排出されず、飲みすぎや飲み忘れを防ぐことができます。薬は一日4回に分けて1週間分をセットすることが可能で、装置前面のタッチパネルで服薬する時間を容易に指定できます。薬の装填でのミスを防ぐための工夫を装置の機能や構造で実現しています。さらに、薬を取り出した履歴を1カ月分記録しており、装置の表示やPCなどで確認・保存することが可能です。これらの機能により、適切で安定した服薬ができ、患者さまの自立をサポートするとともに、家族や施設職員の負担を軽減することができます。

薬をカセットに入れて装填とピルケースの取り出し

      

「服薬支援ロボ」は、今後ネットワークを介したシステム連携など、機能の拡充を検討していきます。さらに日立オムロンターミナルソリューションズは、ヘルスケア分野においてメカトロやセンシング技術を生かしたセルフ化ソリューションを強化するとともに、健康で安心、安全な暮らしをサポートする製品・サービスの提供を推進します。


「服薬支援ロボ」に関するWebサイト

https://service.hitachi-ch.co.jp/medical/medication


他社商標注記

  • 服薬支援ロボはケアボット株式会社の登録商標です。


お問い合わせ先

本件に関するお問い合わせ先

日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社
メカトロビジネス推進センタ 事業化企画・営業部 [担当:三宅、岩本]
〒141-8576 東京都品川区大崎一丁目6番3号 大崎ニューシティ3号館

https://service.hitachi-ch.co.jp/inquiry/004


報道関係お問い合わせ先

日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社
経営企画室 経営企画部 [担当:二木、白石]
〒141-8576 東京都品川区大崎一丁目6番3号 大崎ニューシティ3号館
TEL:03-5719-6009 (ダイヤルイン)

以上

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