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2022年11月15日
日立チャネルソリューションズ株式会社


ATMなど製品での再利用部品の活用開始
持続可能な社会をめざして資源循環の取り組みを強化


日立チャネルソリューションズ株式会社(代表取締役 取締役社長:八木 鉄也/以下、日立チャネルソリューションズ)は、持続可能な社会をめざし、社会に役立つイノベーションを創出するとともに、世界的に深刻化する環境課題に取り組んでいる中、このたび、サーキュラーエコノミー(*1)の実現に貢献するため、現在保守で適用していた部品・ユニットの再利用を、ATMなど製品へ拡大させ、製品ライフサイクルにおける資源循環の活動を強化します。

*1
循環型経済。省資源で持続可能な製品を作り消費活動を行うなど、資源を有効活用し環境破壊のリスクを低減させる経済形態のこと

背景

日立チャネルソリューションズは、経営ビジョン「リアルとデジタル、人と社会、を技術と信頼でつなぎ、持続可能な社会の実現に向け、未来をかたちにする会社。」のもと、サステナブルな社会の実現をめざして、これまで「環境負荷低減に配慮した製品・サービスの提供」、「工場における高効率なエネルギー運用」、「製品輸送でのモーダルシフト」などエネルギーの低減を中心にカーボンニュートラルの達成をめざして取り組むなど、環境負荷低減を推進してきました。


日立チャネルソリューションズの環境負荷低減および資源循環の取り組み
日立チャネルソリューションズの環境負荷低減および資源循環の取り組み

      

サーキュラーエコノミー実現に向けた資源の循環および有効利用の取り組み

日立チャネルソリューションズは資源の循環および有効活用に関して、製品の設計・製造などモノづくりを通して省資源化、再資源化を進めるとともに、製品回収およびリサイクルにも取り組んできました。今回、さらにリユースを拡大させ、資源循環の活動を強化します。具体的には2022年度中を目途に、ATMや両替機などの製品における部品・ユニットの再利用開始をめざします。
1)製品回収、リサイクル
      2010年に環境省の産業廃棄物広域認定を取得し、メーカーとして自ら製造して使用済みになった製品をお客さまか
      ら回収し、適正に処理するスキームを構築・運用しています。金属系素材のリサイクル、プラスチック焼却処理にお
      ける排熱をエネルギーとして利用するサーマルリサイクルなどを実施しています。

2)リユース(今回製品適用へ拡大)
      製品に再利用の部品およびユニットを活用するにあたり、部品選定の独自基準を設け、新たに「再利用部品」専用の
      生産ラインを設置します。回収した製品から部品を抜き取り、部品管理を行い、専用ラインで選別・診断で部品を仕
      分け、再組立、試験を実施し部品を再生させるプロセスを確立することで、お客さまが安心して使用できるよう新品
      の製品と同等の機能・性能を実現した製品に仕上げて、提供します。


日立チャネルソリューションズ製品の部品再利用プロセスと資源循環のサイクル
日立チャネルソリューションズ製品の部品再利用プロセスと資源循環のサイクル


今後の展開

日立チャネルソリューションズは、資源の循環および再利用率をさらに高めるため、ATMの自社製品の回収率を3年後に90%以上に向上させるとともに、再利用部品の対象拡大、再利用部品の適用製品の拡大、徹底した省資源化や再生材の積極的な利活用を推進し、環境にやさしい持続可能なものづくりを通して循環型社会に貢献する製品・サービスを提供していきます。


日立チャネルソリューションズについて

日立チャネルソリューションズは、ATMをはじめ金融オートメーションのパイオニアとして、100を超える国と地域で製品・サービスを提供し、金融機関等における効率化やサービス向上に取り組んできました。金融、流通、公共・交通分野に加え、メカトロ技術を活用した自動化・ロボットソリューションで、建設、警備業界、ヘルスケアなどの新規分野に事業を展開しています。日立グループとのさらなる連携強化により、LumadaのAIやアナリティクスなどのデジタル技術・ノウハウを活用し、複雑でより高度なお客さま課題への対応、新たな価値創出支援を図っていきます。


製品関連のお問い合わせ先

日立チャネルソリューションズ株式会社
国内事業部企画本部ビジネス企画第2部 [担当:島津]
〒488-8501 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地
問い合わせサイト:https://service.hitachi-ch.co.jp/inquiry/001


サステナビリティおよび環境関連のお問い合わせ先

日立チャネルソリューションズ株式会社
人事総務本部サステナビリティ推進センタ [担当:古結]
〒488-8501 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地
問い合わせサイト:https://www8.hitachi.co.jp/inquiry/hitachi-ch/general/jp/form.jsp


報道関係お問い合わせ先

日立チャネルソリューションズ株式会社
経営企画室 経営企画部 [担当:二木、白石]
〒141-8576 東京都品川区大崎一丁目6番3号 大崎ニューシティ3号館
TEL:03-5719-6009

以上

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